
・本編237枚の大ボリューム!
・姉×弟たちの禁断の関係
・日常的エロス、生活感のある作風
とある団地に暮らす8人の大家族が舞台で、まだスマホも登場していなかった少しだけ懐かしい時代のお話。
「テレクラ」というワードが出てきたり、「たま〇っち」をしているあたり恐らく90年代あたりの設定だろう。
母親はすでに他界しており、父親は仕事で帰りが遅いため、紅一点の長女「大杉京子」が6人の弟たちの面倒を見ている。
洗濯や料理など家事全般を担当している姉であるが、夕飯のオカズ争奪戦など大家族ならではのトラブルが絶えずにいつも苦労している。
なかでも最大の悩みとしては、弟たちが自分の使用済みパンツで性欲を発散していることである。
風呂から出ると自分の下着が行方不明になったり、カピカピな状態で見つかったりなど、所有者の姉としては堪ったものではない。
ついに我慢の限界がきて弟たちを説教するが、かく言う弟たちもお姉ちゃんの下着しかオカズにするものがないのである。
現代のようにスマホがあるわけでもなく、経済的な理由でエロ本を買うような余裕もない。
だから仕方なく、お姉ちゃんの生パンティーでシコっていたそうだ。
そんな思春期の悩みを抱えている弟たちを哀れに思ったお姉ちゃんは、自分のおっぱいを見せて「見抜き」することを許可する。
しかし、この一件で弟たちは「姉ちゃんに頼めばエッチな体験ができる」と味を占めてしまう…
最初はおっぱいを見せる程度だったが、次は手コキだったり、おっぱいを吸わせて欲しいだの行為が次第にエスカレートしていく。
それから毎日のように弟たちからサルのような性欲をぶつけられるが、姉としてもこの状況が異常であることは認識できている。
「家族でこんなことをするなんて本当はダメなのに…」と、必死に理性を保とうとする常識性にリアリティーさが感じられてグッときた。
その一方で弟たちは、まるで姉のことを「性処理の道具」のように交代で穴という穴で性欲を発散させる。
ここまで言うと、まるで凌辱作品のように思えるかもしれないが…
別に無理やり感というものはなく、むしろ姉としても弟が可愛いから断り切れないだけである。
途中から家事の一部のように定着しており「喧嘩するなら姉ちゃんでオナニー禁止!」と、弟たちを大人しくさせるなど上手く活用している。
最後のほうは姉もノリノリになっていくなど、胸糞な展開にはならないので安心して頂きたい。
個人的に、弟が姉の寝室に夜這いをかけるシーンが一番お気に入り。
一番下の弟と一緒に寝ているすぐ横で、こっそりと性行為をするシーンは背徳感と日常的エロスの両方を感じられる最高の場面だった。
過度なネタバレを避けるためにここまでにしておくが、発売して1か月以内で26000本も売れただけあり、相当なクオリティーの作品であることは保証する(販売数はFANZA参照)
血のつながった同士の近親相姦好きや、日常的なエロスを感じたい人、単純に絵柄が好きな人など…
割と誰が読んでも純粋に楽しめる内容なので、気になったら手に取って損はないだろう。