作品紹介
DLsite専売タイトル
サークル名 プラスカゼット
販売日 2021年06月06日
作品形式 ゲーム(RPG)
価格 1,540円
・個性的なキャラと優しい雰囲気に癒される
・エロ要素は控えめ
同人サークル「プラスカゼット」からリリースされた新作、『戦姫ルルカ』の体験版をレビューしていく。
この記事には製品版のネタバレは含まれていないので、未プレイの人でも安心して最後まで読んで貰えると嬉しい。
あらすじ
緑豊かな大地、レギン大陸。
そこには数多くのダンジョンが存在している!
そしてダンジョン最下層まで到達すると…なんとっ金銀財宝と挑戦者の証がもらえる。(らしい)
金銀財宝と証を求め、主人公ルルカも「挑戦者」として挑もうとするのだが…
システム
本作はターンごとにユニットを動かして戦うタイプの「戦略シュミレーション」作品である。
ざっくり言うと「ファ〇アーエムブレム」みたいなゲームだと思ってもらえればOKだ。
戦闘では3すくみ要素が発生し、武器相性の悪い敵と戦うと攻撃力や命中が半減し、逆に相性が良ければ低リスクで大ダメージを与えられる。
魔法や弓などの遠距離攻撃は相性に影響されにくく、攻撃範囲が広いので近接ユニットに対して一方的に攻撃できる。
ただし、使い手の防御力が絶望的に低いため、なるべく近接役を盾にして守ってあげよう。
この手の作品にしては珍しく「ロストなし・固定成長方式」とそこそこ簡単な難易度で、「ノーマル」でプレイしても体験版では特に苦戦することはなかった。
敵の数が半減したり救済措置のある「イージー」でのプレイも可能なので、ゲームが苦手な人でも安心して最後まで楽しめるだろう。
(アプデでハードモードも実装されるらしい)
ヒロイン&Hシーン
本作ではボクっ娘女冒険者「ルルカ」と、その従者「リクル」をメインにドタバタコメディーを繰り広げてくれる。
自由気ままな「ルルカ」とそれに振り回される「リクル」の反応が面白く、会話パートのたびにニヤニヤとした笑いが出てくるだろう(笑)
さて本作のHシーンは、戦闘終了後の拠点で仲間と会話をすることで発生する。
先ほど紹介した2人の純愛シーンがメインとなるが、別に2人は恋愛感情を持っている訳ではないため、しばらくはハプニング的なエロが主となるだろう。
(製品ページによると敗北Hシーンは存在しない模様)
本作では他にも女性ヒロインが存在するため、彼女たちのHシーンも存在するとのこと。
体験版ではヒーラーの「クラリス」が仲間になったので、製品版ではどんなHシーンが見られるのか楽しみである。
まとめ
体験版では3章までプレイ可能な太っ腹仕様で、R-15程度のご褒美シーンが3つ確認できた。
似たようなタイプの同人ゲーム「ウィーアーバンディッツ!」と比較して、本作の方が難易度から雰囲気まで優しめであり、万人受けしそうな作品であると感じた。
特に「ルルカ」と「リクル」の会話もギャグテイストで楽しめるし、所々で挿入されるイラストがデフォルメチックな可愛さがあって癒される。
注意点として、本作はエロ要素が控えめな作品となっており、最後まで本番シーンはないとのこと。
製品ページでも「エッチが主体ではなくエッチな要素も含んだシミュレーションRPGです。」とあるのでエロだけを目的にプレイするのはあまりオススメはできないだろう。
筆者は製品版を購入してプレイ中なのだが、ほのぼのファンタジーチックな可愛い雰囲気と、個性的なキャラクター同士の掛け合いこそが本作の最大の魅力であると感じている。
単純にSLGゲームとしてもキャラゲーとしてもかなり楽しめる作品なので、気になっている人は是非プレイしてみるといいだろう。